洋服とはチームスポーツである

ワードローブプランニング

洋服はチームスポーツ

本ブログの一貫する考えは、徹底して洋服に役割を与えること。

サッカーや野球でもポジションを決めずに試合をすれば、どんなにいい選手でも活躍できません。洋服も同じで、活躍できるポジションを与えることで初めて力を発揮します。そして洋服とは単品で着るものではなく、上着、パンツ(ズボン)、シャツなど組み合わせてはじめて成り立ちます。どんなに素敵なジャケットでもそれ単体で着用することはできず、合わせるシャツやパンツで上品にも悪趣味にもなり得るます。要するに洋服もチームなのです。

本ブログではそれぞれの目的に合わせた「優れたチーム=理想のワードローブ」作りの方法を順を追ってお伝えしていきます。

これまで洋服の整理収納や断捨離に関する本を読んだけど、うまくいかなかった。途中で投げ出してしまった。リバウンドしてしまった。

あなたはそんな経験はありませんか?

以前の私はクローゼットに入りきらない服を持ち、靴は下駄箱に収まりきらず、押し入れに突っ込んでいました。片づけ関連の本を読んでは、少し減らして、ファッション雑誌を読んでは、服を買ってを繰り返し、クローゼットはパンパンのままでした。

しかし、結婚を機に引っ越しをする際、この量を新居に収めることは不可能だとわかり、洋服の整理を決意しました。

これから私が洋服をどのように減らし、理想のワードローブを手にいれたのか。その方法をお伝えします。感覚的な話が多いファッションや整理収納の手法をなるべく理論立てて話していくつもりです。もし、わかりづらいところがあれば遠慮なくご質問をいただければうれしいです。

膨らんだクローゼットが引き起こす3つの無駄

早速ですが、パンパンのクローゼットには3つの無駄が潜んでいます。

  1. お金の無駄
  2. 時間の無駄
  3. スペースの無駄

1. お金の無駄

洋服を着る回数は1日に数着と決まっているので、洋服が増えれば増えるほど1着当たりの着用回数は減ります。私は洋服の費用とは以下のように計算しています。

洋服のコスト=(洋服の代金+維持コスト)÷着用回数

例えば、10,000円の洋服を1年で10回着用した場合のコスト、30,000円の洋服を1年で50回着用した場合のコストはそれぞれ、

10,000÷10=1,000円

30,000÷50=600円

となります。

この場合、30,000円の洋服の方が着用1回当たりのコストは低く、コストパフォーマンスに優れていたと評価することができます。

当然、洋服の枚数を減らした方が、1枚当たりの着用回数が増え、相対的にコストパフォーマンスが上がることが予想できます。

維持コストとはクリーニング代や特別なケア用品などの費用のことを指します。クリーニングの頻度が多いもの、クリーニング代が高いものなどはコストが上がります。

2. 時間の無駄

クローゼットがパンパンだと以下の時間が発生します。

・洋服を探す時間

・コーディネートを考える時間

・洋服同士が圧迫されてできたシワを伸ばす時間

英国のある調査では女性が洋服を選ぶ時間は一生で5か月分にも及ぶというレポートがある。

参考リンク:「女性が一生で服選びに費やす時間は5ヶ月」人民網日本語版 2016年11月02日

http://j.people.com.cn/n3/2016/1102/c94475-9135861.html#:~:text=%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AF%E4%B8%BB%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%AF%8E%E6%97%A5,%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%88%86%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

ゆとりのあるクローゼットであればそれらの時間は解消され、時間の余裕が生まれます。

3. スペースの無駄

洋服が減れば家、部屋を洋服が占める面積が減ります。もし、収納家具を一つ減らすことができれば、そのスペースに足を伸ばしてストレッチをすることができるかもしれません。整理収納関連の本によくある文句の使い回しですが、洋服保管にも家賃が発生しているということです。

これらの無駄から解放されよう

前置きが長くなりましたが、これらの無駄から解放され、その分の時間、お金、空間を他の自分の好きなことに使おう!というのが本ブログの目的です。

そのために必要な考えは繰り返しますが、徹底して洋服に役割を与えること。

洋服1点1点に向き合い、役割を明確にすることで、必要な洋服、不要な洋服が浮かび上がり、自然とクローゼットが整理されていきます。

洋服に役割を与える3つの軸

それでは、洋服にはどのような役割があるのか?

それを以下の3軸で整理していきます。

  1. 目的・シーン軸
  2. 機能軸
  3. 気温・季節軸

次回は「1. 目的・シーン軸」で洋服を整理する具体的な方法について説明していきます。

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ワードローブプランナー/みつる
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