今年買ってよかったものを振り返る「2023ベストバイ」。今回は買ってよかったアウターをご紹介します。
私は元々数百着を超える洋服持ちで、クローゼットに収まりきらず、いたるところに洋服を保管している家で生活をしておりました。5年前、第一子の誕生を機に、自分を見つめなおすことで、所有欲を手放し、現在では30着の洋服で1年間過ごしています。洋服だけで言えばミニマリストの部類に入ると思います。
ただ、元は超のつく洋服好きなので、洋服を見ることや選ぶことは大好きです。だから洋服を買うときは自分のライフスタイルに合う洋服を厳選して、吟味して、納得して購入をします。
そんな私がどんな視点で洋服を選んでいるのか。これを読む方にとって少しでも参考になればうれしいです。
Patagonia フーディニジャケット
今年3月に購入してから、年間通して活躍したNo.1アウターです。風を通さず、軽量で、コンパクト。撥水機能もあり、小雨程度ならへっちゃら。着心地が軽いので、夏場の雨の日に羽織っても、レインコートのように暑苦しくありません。冷房の効いた室内の防寒対策にも最適で、まさにオールシーズン着用できるアウターでした。
私は昨年から本格的にランニングを始め、今年は3月に東京マラソン2023、10月に東京レガシーハーフマラソンに参加をしてきました。東京マラソンは朝の時点の最低気温14℃と半袖で待機するには寒い。しかも、東京マラソンは荷物を預かってもらうにはお金を払わなければいけませんでした。
遠征組ならいいですが、都内から参加して大した荷物もないのにお金を払うのは癪なので、待機中の防寒着は携帯して走ろうと決意をしました。
以上のことからアウターに求める機能は以下の3つに絞られました。
- 携帯性
- 軽量性
- 防風性
携帯性
まず、ストレスなく走るためにコンパクトに収納できて、ヒップポケットに収まるサイズになることが求める条件でした。
胸ポケットの中に収納できて、最大幅で縦17cm×横9cmに収まります。このサイズならランニングパンツのポケットにも収納できるので、条件クリア。
日常使いにもバッグの中に忍ばせておけるので、ちょっと肌寒いときなどに、さっと羽織ることができます。
軽量性
持って走るので、当然軽さも求められます。
こちらのジャケットはMサイズで101g。
私は身長170cm、59㎏でMサイズを選びました。中に少し着込んでも大丈夫なサイズ感です。
競技重視ならSでも問題無く着れました。
通常のナイロン系アウターは通常で2~300gほどなので、超軽量です。持った時の最初の印象は「薄くて、軽くて、頼りが無い」でした。しかし、着てみてその印象は覆されました。
防風性
薄くて軽いのに、全然風を通さない。外気をシャットアウトできるからアウターの中は温かく保てます。ランニングや自転車等風を正面から受けても風の通る冷たさを感じることがありません。普段使いでも、中にセーターやインナーダウンを着てしまえば冬の最低気温5℃くらいの気温なら十分対応できます。
競合品との比較
当然、購入にあたり他社の製品も検討をいたしました。
・モンベル EXライト ウィンドジャケット
45gの極薄・超軽量でコンパクトに収納可能できるのが魅力だが、薄すぎるあまり透ける。日常使いには不向きと判断。
・ザ・ノース・フェイス スワローテイルフーディ
パタゴニアのフーディニと比較されることが多いが、フロントポケットが2つあるため、日常使いならこちらの方が使い勝手が良い。ただ、その分重量が140gと少し増える。
・アークテリクス スコーミッシュフーディ
かっこいい。重さは140gと十分軽いが、パタゴニアには劣る。収納もできるが、少し大きい。一番のネックは価格が高い(25,300円)。
購入の決め手(まとめ)
購入までのプロセスは以下の通りでした。
- 必要な機能のリストアップ
- 条件を満たす製品のリストアップ
- 製品の比較
- 購入品の決定
各製品を比較して、最後に決め手になったのは、日常使いと価格でした。機能面ではどの製品も大差が無く、他の評価軸で比較をすることにしました。
日常使いとは普段着の他の洋服との組み合わせが合うかどうか。Patagoniaはシンプルでギア感が少なく、手持ちのパンツにも良く合いました。最後まで迷ったアークテリクスは価格が1万円高いことと、品薄が続いて中々欲しいタイミングで買えないこともあり、購入を見送りました。
結果として、今年大活躍をしてくれたPatagoniaのフーディニジャケットはまさに私のベストバイとなりました。
もし、細かいスペックやサイズが気になる方は下記よりご覧いただけます。
ちなみに、東京マラソンは無事に完走することができました!
来年も積極的にマラソン大会に参加していきたいですね。
次回は「2023ベストバイ」シューズ編をお届けいたします。
マラソン×ファッション目線で私が選んだベストバイシューズをご覧ください。
では、よいワードローブづくりを。
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